フランチャイズ展開型ビジネス
製造販売元から見ると、人から人へと伝わる効果的な販売方法です。
また、自分と同じビジネスを行うディストリビューターを増やしていくスポンサー活動でフランチャイズ展開型のビジネスとも言えます。
ネットワークビジネスの本来の目的は、小売活動とスポンサー活動です。
近年ではディストリビューターの不良在庫防止のため小売活動を取りやめ、製造販売元が直接販売していることが多くなっています。
ディストリビューターが個人的に販売できる販路には限界があります。
更なる売上を拡大するために、別の顧客を持っている人々をディストリビュータとして勧誘します。
新たな販路を広げる意味で新しいディストリビュータの活動を支援する事により、売上を伸ばすことが可能となります。
このように各ディストリビュータが販売活動と勧誘活動を繰り返すことにより、販売経路が広がり効率が上がります。
ネットワークビジネスの報酬プランは、このような販売経路の拡大を想定して設けられています。
報酬は、自分から派生するグループの購入金額に対して支払われます。
これは各社毎に報酬プランが定まっています。
これらの報酬は、製造販売元の立場からすると宣伝広告費用となります。
製品販売価格の約50%が報酬還元率とされ、報酬プランのルールに従って会員やメンバーに分配される仕組みとなっています。
ネットワークビジネス会社は、通常クチコミで販売先を開拓することを重視します。店舗販売やマスメディアへの宣伝広告を禁止しています。
しかし最近ではインターネットをネットワークビジネスの集客ツールとして使う会社も増加しています。
一般的な商品流通形態
【製造販売元】
→【販社】
→【代理店】
→【特約店】
→【店舗】
→消費者
これが一般的な商品流通販売の形態です。
いずれも消費者が商品を購入するまでに多くの会社が介入しており、
そこで流通マージンが発生し、各々の会社が成り立っています。
差益ビジネスと呼ばれ、大きな組織力や販売力を持つ会社が有利です。
ネットワークビジネスの商品流通形態
【製造販売元】→消費者
消費者はメーカーから直接的に商品を購入します。
非常にシンプルな流通となります。
※全てのネットワークビジネス製品が、
メーカーからダイレクトに入手できるものではありませんが、
多くは直接に入手できます。